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大阪に住んでいる二組の「がん家族」を114日間取材。

一組目は男性「がん家族」。
テーマは同居。

がん患者である母と今回の主人公となる男性とネコの同居。母のがんと、どう向き合いながら仕事を維持していくのかという問題に男性は、ある答えを持っていた。映画の中盤では、男性が答えにつながる、過去に経験した辛い思い出を語る場面が多くの人の共感を得るだろう。
また、たびたび登場するネコたちが、可愛くてツンデレなのもご愛敬。

二組目は女性「がん家族」。

テーマは通う。

今回の主人公は、女性。仕事をしながらお子さんとご主人と暮らしている。女性は、約１時間半の距離、離れて住む高齢の母親の看病のために通っている。一人暮らしでも生活は維持できるのかなど、毎回の通院に付き添いながら様々なことに悩みが尽きない。そしてある日、大きな問題が起こるが、コロナの影響で女性の希望通りにはなかなか進まず、母親の状態は悪化するばかり。まんじりともしない日が経過するがついに。

そして、女性は幼少の頃より、母親からの愛情に対し疑問を持っていたのだが、看病を通して気持ちに変化は訪れたのだろうか。

監督からのメッセージ

この映画の目的は、「安心して、あなたは一人じゃないですよ」って伝えることです。

映画の撮影の最中、二組の「がん家族」は、がんという大きな波に悩み、時には泣きながら語ってくださることもありました。ただ、悩んでばかりかというとそうではありませんでした。

患者とのなにげない会話の中で、親と子のこころの内を考えてみたり、小さな幸せを発見したりと、一般的な「がん家族」の辛いイメージからは、想像もできないほどの微笑ましい生活がそこにはありました。ぜひ、リアルな映像から「他の家をのぞいてみたら、自分の家（看病）とたいして変わらないんだ」ということを感じ、自分の看病に安心して欲しいと願っています。そしてその先に、ひとりじゃないと気づいていただければ最高に幸せです。　

感謝の言葉

今回、映画を製作するにあたり、二組のご家族が快く協力をしてくださりました。自分たちの自然な姿を見てもらうことで、今看病をしている方々のお役に立てるのであればと、隅から隅まで撮影をさせてくださったことに心から感謝申し上げます。

ABCラジオ「武田和歌子タソガレレストラン」

FMラジオきしわだ「HAPPY MORNING KISHIWADA SUNDAY」

大阪日日新聞で紹介されました。

 J：com　TVジモト応援！つながるＮｅｗｓ～東大阪・かわち

Busines Jourmalで紹介されました。（文：黒田尚子さん）

まいどなニュースで紹介されました。（文：鶴野ひろみさん）

朝日新聞デジタル・紙面の両方で紹介されました。

NHKラジオらじる★らじるで紹介されました。

 宝塚大学東京メディア芸術学部で紹介されました。

がん患者を看病している方を「第二の患者」と

広く知られているのをご存じですか？

そんな第二の患者を、私たちは親しみをこめて

「がん家族」と、お呼びしています。

　　　　　　                                    　構成アドバイス／イラスト     たちばないさぎ　　　

                                        ポスターデザイン/タイトル文字     甲斐俊也

　　　　　　　                                  　　　　　　オープニング       山田拓実       　　　

                                                          出演/マネジメント     東ゆうこ

 　　　　　　　　                  　 監督/カメラ/編集/総合プロデュース       酒井たえこ

短編映画「がん家族。」は、今看病をされているご家族たちのドキュメンタリーです。でも、看病は他人の話しではありません。がんはいつ誰がなるかわかりませんし、介護にも同じような問題があります。だから、もしよければ「まだ自分の周りにがんを患った人はいない」という方にも、この短編映画を見ていただきたいと思っています。そして頭のすみにでも置いてもらい、もしもの未来にどうか思い出して欲しいのです。

これがこの短編映画のもう一つの目的です。

そして、コロナの影響により苦しい思いをされている方には、心よりお見舞い申し上げます。

コロナが一日でも早く終息し、平穏な日々にもどることを強く願っています。

一般社団法人Mon ami

大阪糖菓株式会社コンペイトウ王国　　　株式会社おふぃす・ともとも　　　やおコミュニティ放送株式会社　

皆様にお願いがございます。この映画に出演してくださった出演者様へ応援以外の意見はご遠慮願います。誹謗中傷においては、名誉棄損罪・侮辱罪で刑事訴追を受ける場合があります。また伏字であった場合も成立する余地があることを、ここに警告させていただきます。